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大会詳細


プロフェッショナル修斗公式戦
"BACK TO OUR ROOTS 04"


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最新情報
▼試合写真掲載 (2007.7.17)

▼試合結果&選手コメント (2007.7.15)

▼計量結果&選手コメント (2007.7.14)

▼出場外国人選手来日! (2007.7.13)


 7.15後楽園大会に出場する外国人選手が各国より無事に到着。3選手共に長時間のフライトにも関わらず元気な顔を見せてくれた。各選手のコメントは以下の通り。

シアー・バハドゥルザダ
「日本に来れたこと、そして、チャンピオンに挑戦出来るチャンスを与えてくれたこと、全てに対して感謝しています。必ずチャンピオンになって、皆さんの期待に応えたい。」

ヤニ・ラックス
「(長時間のフライトで)凄く疲れたよ…。
昨年12月だっけ!?…要はシカゴ以来で随分と試合の間隔が開いてしまったが、その間グラップリングの試合(ADCCヨーロッパ予選)に出たりしてたし、ずっと練習はしてたからバッチリなんじゃないか。で当日の試合開始は何時なんだ?…17:30!?早く試合をさせてくれよ!」
マーク・ドゥンカン
「再び来日できたことに感謝しています。前回来日した時の試合では負けてしまったけど、もうあれは過去の話さ。以前とは変わったファイトスタイルに注目してもらいたいね。」


▼インタビュー企画最終回。急遽参戦が決定したリオン、そしてメインの世界戦 山下vsシアーをアップ! (2007.7.10)

▼リオン武出場決定 全対戦カード出揃う! (2007.7.4)
 この度、7月15日(日)東京・後楽園ホールにて弊社主催で行います、プロフェッショナル修斗公式戦「BACK TO OUR ROOTS 04 Supported by Crymson」の追加カードが決定いたしましたのでお伝え申し上げます。
 今大会で行う予定でした世界フェザー級チャンピオンシップ 外薗晶敏vs松根良太の一戦が中止になった事を受け、様々な選手に出場を打診したところ、リオン武選手がこれを快諾し、急遽参戦する運びとなりました。対戦相手にはオランダ・タツジンドージョー所属、欧州ウェルター級3位 マーク・ドゥンカン選手を招聘し、68kg契約3回戦として行います。
 マーク・ドゥンカン選手は2001年11月に初来日し、朴光哲(KILLER BEE)と対戦し黒星を喫しましたが、その後、オランダで行われる公式戦に定期的に参戦し、現在は12戦9勝3敗という戦績を誇っています。
 5.18後楽園大会で世界王座を手放したリオンが早くも迎える復帰戦で一階級上のオランダの実力者と対戦します。どうぞご期待下さい。

▼フェザー級世界戦中止、及びチケット払い戻しのお知らせ (2007.7.2)
 来る7月15日(日)東京・後楽園ホールにて行う予定でした、世界フェザー級チャンピオンシップ 王者・外薗晶敏(日本/無所属)vs挑戦者・松根良太(日本/パラエストラ松戸)の一戦は、松根良太選手負傷の為、中止とさせて頂きます事をご報告申し上げます。
 松根選手は調整中に右上腕二頭筋長頭腱(じょうわん にとうきん ちょうとう けん)を断裂。しかしそのまま試合出場を目指し調整を続けておりましたが、更に左肋骨を骨折。診断した医師より試合出場は危険とストップがかかった為、今大会を欠場、予定しておりましたチャンピオンシップを中止することとなりました。 なお、この欠場によります外薗選手の代替カードは行わず、同日に行う予定の世界ライトヘビー級チャンピオンシップ 王者・山下志功(日本/パラエストラ札幌)vs挑戦者・シアー・バハドゥルザダ(オランダ/ゴールデングローリー) の一戦をメインイベントとして行います。
 また、このメインカード中止に伴いチケットの払い戻しを行う事となりました。払い戻しをご希望の方は、下記の払い戻し場所へ、ご購入頂きましたチケットをご持参下さい。
 この度は、ファンの皆様、並びに関係者の皆様に多大なる御迷惑をお掛けいたしました事を深くお詫び申し上げます。
(株)サステイン
■払い戻し場所
○サステイン(〜7/13まで)
東京都渋谷区恵比寿南1-2-10 エビスユニオンビル202 Tel:03-5725-7338
営業時間:12:00〜19:00(日曜定休)

○大会当日
7月15日(日)東京・後楽園ホール
16:00〜 5F会場入口 払い戻しカウンターにて

※払い戻しの際は、ご購入されましたチケットを必ずご持参ください。

◎お問い合せ
サステイン Tel:03-5725-7338

▼インタビュー第3弾 フェザー級新人王対決・水垣vs上田アップ! (2007.7.2)

▼インタビュー企画第2弾!今回は地区王者同士の一戦 環太平洋王者・中蔵隆志vsヨーロッパ王者・ヤニ・ラックスをアップ! (2007.6.23)

▼大会へ向け、出場各選手のインタビュー掲載。第1弾はバンタム級特集!BJ−赤木康洋、阿部マサトシ−正城ユウキ4選手インタビューをアップ! (2007.6.15)
 開催まで1ヶ月を切った7・15後楽園大会。これから今大会へ向け、3回戦に出場する各選手へのインタビューをお届けしていきます。
 第1弾となる今回は新王者・BJの誕生と、新世代の活躍で盛り上がりを見せるバンタム級4選手のインタビューをアップ。
 各選手が今大会へ向けての意気込みやバンタム級の今後について・・等々、大いに語って頂きました。今大会を楽しむ上ではもちろん、選手達はどんなこと胸にリングに上がっているのか?これは必見ですよ!

▼追加対戦カード発表 (2007.6.3)
◎バンタム級3回戦
BJ(同級世界王者/日本/勝村道場)
vs
赤木康洋(同級世界6位/日本/ALIVE)

◎バンタム級3回戦
阿部マサトシ(同級世界1位/日本/AACC)
vs
正城ユウキ(日本/クロスワンジム湘南)

◎2007年新人王決定トーナメント準決勝 ライト級2回戦
谷口智則(日本/マッハ道場)
vs
直撃我聞(日本/PUREBRED大宮)

▼追加対戦カード発表 (2007.5.18)
◎メインイベント 世界フェザー級チャンピオンシップ5分3R
外薗晶敏(JPN/王者・初防衛戦/無所属)
VS
松根良太(JPN/挑戦者・同級3位/パラエストラ松戸)

◎世界ライトヘビー級チャンピオンシップ5分3R
山下志功(JPN/王者・初防衛戦/パラエストラ札幌)
VS
シアー・バハドゥルザダ(NTL/挑戦者・同級世界2位/ゴールデン・グローリー)

▼決定対戦カード発表 (2007.5.12)
◎ウェルター級5分3ラウンド
中蔵隆志(日本/同級環太平洋王者/シューティングジム大阪)
VS
ヤニ・ラックス(スウェーデン/同級欧州王者/チーム・スカンジナビア)

◎フェザー級5分3ラウンド
水垣偉弥(日本/同級世界7位/シューティングジム八景)※05年フェザー級新人王
VS
上田将勝(日本/同級環太平洋8位/パラエストラ東京)※06年フェザー級新人王

◎ライト級5分2ラウンド
中尾享太郎(日本/シューティングジム横浜)
VS
山田啓介(日本/roots)

※その他のカードに関しましては決定次第、随時発表致します。

▼5・18後楽園にてチケット先行販売 (2007.5.7)
 来る7月15日(日)東京・後楽園ホールにて行われるプロフェッショナル修斗公式戦 BACK TO OUR ROOTS 04 Supported by Crymsonの大会概要が決定いたしましたので発表させて頂きます。また今大会チケットを5月19日からの一般発売に先駆け、5月18日後楽園大会の中で先行販売を行います。是非ご利用下さい。


第9試合 メインイベント 世界ライトヘビー級チャンピオンシップ ライトヘビー級 3回戦

○シアー・バハドゥルザダ

判定 0−3
試合結果詳細
山下志功 シアー・バハドゥルザダ
同級世界王者
13戦 10勝(1KO・2S)1敗2分
日本
パラエストラ札幌
挑戦者・同級世界1位・欧州1位
7戦 6勝(3KO・2S)0敗1分
オランダ
ゴールデン・グローリー
※鈴木26-30、横山26-30、菅野26-30
※※シアーが第5代世界ライトヘビー級王者に

▼計量時コメント

山下志功 82.6Kg
「自分が思っていた程の体の大きさは感じませんでした。まぁでも組み力はありそうな体してましたね。あとは気を付けなければいけないのは人種系の違いでどれだけ力があるかですね。まぁでも何がきても試合を終わらせられるように対応はできますから。明日はあっさり勝ちたいですね。勝ってお客さんにも気持ちよく帰ってもらいたいですからね、明日は極めますよ。」

シアー・バハドゥルザダ 83.0Kg
「日本で世界チャンピオンシップを戦えることを心から光栄に思います。今は試合を最高の気分で迎えられています。今回の試合の為に初めてハードなトレーニングを積んできました(笑)。この機会が来ることを本当に待っていました。だから本当にご褒美をもらったように嬉しかった。でも、本当に喜ぶのは勝ってからですね。」


“孤高の王者”山下志功が初防衛戦に挑む。
 初防衛戦の相手となるのが世界ランキング2位のシアー・バハドゥルザダ。オランダのマルタイン・デ・ヨングの元で修斗を学び、デビューから5年のキャリアの中で修斗公式戦は6戦5勝1分と負けなしの成績を誇る。その勝ち星も3つの1本と1つのKOで飾っており、常にKO、一本を狙いに行くアグレッシブなファイターである事が伺い知れる。
 迎え撃つ山下は凱旋試合となった昨年9月のグラヴィダス・スマイリス戦で結果的には相手の度重なるロープ掴みによる反則失格裁定が下されたが、内容的には相手の重量感のあるパンチを受け、顔を鮮血で染める結果となった。試合後、その不本意な内容に「消えて無くなりたい」と語った山下、ならばファイターはリング上で挽回するしかない。外国人天国と称される同階級で世界王者となった今、修斗母国・日本の威信を保つ為にもキッチリとした勝ち星が欲しいところ。山下は本当の正念場を迎えることとなった。

▼来日時コメント
シアー・バハドゥルザダ
「日本に来れたこと、そして、チャンピオンに挑戦出来るチャンスを与えてくれたこと、全てに対して感謝しています。必ずチャンピオンになって、皆さんの期待に応えたい。」

▼選手インタビュー
■山下志功 「『さすがチャンピオン』と言われるような試合にしたい」

−−いよいよ初防衛戦が決まりました。それも日本で。

山下 1年1度の義務ですからね。海外で試合するのも好きなんですけど、でも日本でアピールもしておかないといけないんで、今回がいいチャンスかなと思っています。

−−初防衛戦という事ですが、歴代王者の方達から「普段の試合と防衛戦は違う」という声が聞かれます。

山下 確かに若干モチベーションの部分で違いは感じています。それは今まではチャンピオンになるという事を目標にしてきましたが、これからはチャンピオンになってどうしていくかという部分ですよね。競技的には頂点まで登りつめたわけですから、これからは気持ちをうまく保っていかなければいけません。それは今までよりも大変な事だと思います。

−−しかも今回はメインに登場です。

山下 そうですね、せっかくのメインなんで。自分がトリを務めるわけですからね、責任は重大ですけど、しっかり大会を締めたいですね。それと自分、実は後楽園であまりいい試合してないんですよ(笑)。今まで出来てなかった分、足を運んでいただいたお客さんにはいいアピールが出来るような、面白い試合にしたいですね。

−−相手のシアー選手の試合はご覧になりましたか?

山下 はい、見ました。シアー選手の師匠はマルタイン(デ・ヨング)ですからね。彼とも戦いましたけど、彼は頭使って戦略立ててきますからね。様々な面で揺さぶりをかけてくるのかなと。あとは構えが独特でしたね。懐が深いと言えば深い。でも対策はしっかり練っています。ただ一つ言えることは、彼が今まで戦ってきたキャリアの中で、自分が一番強い相手だと言うことです。

−−どんな試合にしたいですか?

山下 作戦に関わる部分もあるんで、全部は言えないですけど、自分の中にある武器をいろいろ出していこうと考えています。

−−新しく披露しようという部分などはありますか?

山下 まだ試合で出していないような技術はいっぱいあるんで、そういうのを出していって、皆さんが驚くような「さすがチャンピオン」と言われるような所をお見せしたいですね。

−−それでは最後にファンの皆さんへ一言お願いします。

山下 3連休の中日で次の日は海の日と言うことで、僕がスッキリ勝って、次の日もいい気分でビールが飲めるような試合にしたいですね。もう夏なんでね、熱い試合にします。納涼大会にしないように(笑)。あと、後楽園ではいつも顔を腫らしてしまうので、今回はきれいな顔で終わりたいですね(笑)。


■シアー・バハドゥルザダ「私の試合はとても大きなサプライズになる事でしょう」

−−格闘技を始めた理由を聞かせて下さい。

シアー 単純に格闘技が好きだったからです。昔はバスケットやクリケット等を楽しんでいましたが、団体競技ではメンバーのせいで負けたり、私自身とは関係のないところで気を使わなければならない。だったら個人競技の方が私には合っているのかなと考えました。そもそも競争心の強い人間にとって負けなんて選択肢はないのです。私のように負けをとても深刻に考えたりする人間には特にね。

−−これまでどのような格闘技を学んできたのですか?

シアー キックボクシング、ボクシング、レスリング、ブラジリアン柔術、それと修斗です。

−−あなたのニックネームが「ザ.キラー」だとお聞きしましたが、その由来は?

シアー 子供の頃、私を攻撃してくる奴や友達を泣くまでいじめる奴等といつも喧嘩をしてました。近所の年上の子でも構わずよく向かっていったものです。その姿を見ていた祖父が私をキラーと呼んでいたのが由来です。私は学校で成績も優秀でしたが(笑)、悪ガキでもあった為、先生達は私に愛想を尽かし、両親は少なくとも週に一度は学校に呼び出されていましたよ(笑)。

−−今回、初来日にして世界王座への挑戦となります。チャンピオンシップが決まったときの心境はいかがでしたか?

シアー 本当に長い間、待っていました。ようやくその時が来たかと思いました。でもまだ喜ぶのは早い。本当に喜ぶのは試合後になるでしょう。

−−どのような試合を披露したいですか?

シアー これまで私が行ってきた通りのスピーディーな試合展開にしたいですね。私の試合は山下選手にとっても、初めて見る日本のファンにとっても、とても大きなサプライズになることでしょう。楽しみにしていて下さい。詳しい事はリング上をみて頂ければ分かりますよ。

−−今回対戦するチャンピオン・山下志功選手についてどの様な印象をお持ちですか?

シアー チャンピオン...だって事くらいかな。彼の印象?うーん...老けてみえる?・・ジョークですよ (笑)

−−山下志功選手に何かメッセージはありますか?

シアー チャンピオンベルトは良き手の元に収まる事になるでしょう。ベルトは私が毎日磨いてピカピカにキープしておきます、心配しないで。

−−最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

シアー 私は日本に行ったことはありませんが、日本のファンは世界でも一番だと聞いてます。日本に行けば、自分でもそれは理解できる事だと思います。皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。それと最前列に座っているファンの皆さんにお願いがあります。必ずシートベルトを締めるようにして下さい。僕のスピーディーな試合はとても危険ですから(笑)。
第8試合 セミファイナル バンタム級 3回戦

○BJ

3R 3分36秒
TKO
試合結果詳細
BJ 赤木康洋
同級世界王者
11戦 6勝(1KO・3S)1敗4分
日本
勝村道場
同級世界6位
9戦 6勝(2S)3敗
日本
ALIVE
※耳からの出血が止まらずレフェリーストップ

▼計量時コメント

BJ 56.0Kg
「前回の試合の分を巻き返す試合ではありますけれども、逆にノンタイトルの今回の方が重要になってくるんじゃないかと。これからの自分の方向性とかも見えてくるものなので、今回は気引き締めて調整してきました。赤木選手はアグレッシブに戦う良い選手だなと以前から思ってたんで楽しみですね。チャンピオンの強さを見せたいですね。一方的に勝たないといけない。ここでしっかり勝って、フェザー級の選手と戦ってみたいですね。やっぱりフェザー級の一番の選手と戦ってみたいですね。だって今の一番の人は強いですよ。契約体重とかじゃなくてフェザー級ででも全然大丈夫ですから。」

赤木康洋 56.0Kg
「久々の後楽園を楽しみたいと思います。チャンピオンと戦えて光栄です。がむしゃらに動き回りたいです。後は自分の力を出し切るだけです。セミファイナルですからね、気分いいですよ(笑)。」


 世界バンタム級王者・BJが復帰戦を迎える。3月の後楽園大会において漆谷康宏を相手に初防衛戦を行い、一進一退の攻防を繰り広げるも、三者三様のドローに終わった。初防衛を果たすも納得のいかない試合内容に返還されたベルトを腰に巻く事を拒んだBJ。
 復帰戦となる今回、対戦相手に選ばれたのは、現在名古屋を中心に目覚ましい活躍を見せている赤木康洋だ。
 赤木は03年バンタム級新人王に輝くも、その直後に目の怪我が発覚し戦線離脱を余儀なくされる。しかし格闘技への思いが消える事はなく、怪我が完治した昨年、見事カムバックを果たした。しかもカムバックからわずか半年で世界ランカーに昇格する等、その才能の高さを見せつけている赤木。ノンタイトル戦ながらようやく巡ってきたこのチャンスを逃す手はない。勝利する事が世界王座への近道となるだけに、これ以上のモチベーションを上げる材料はあるまい。
 納得のいかない内容に終わった漆谷戦の直後から試合出場を直訴する等、並々ならぬ意気込みを見せているBJ。しかし世界王者はただ試合に出場する、ただ勝利する・・それだけでは満足しない。ここで披露するのは“世界王者としての圧倒的な強さ”。それはバンタム級選手全員へ向けたメッセージでもある。
 その答えは当日リングを見れば理解できるだろう。更に殺気を増したBJが後楽園に登場する事になる。

▼選手インタビュー
■BJ 「完膚無きまでに叩きつぶします!そして新たな目標へ・・・」

−−前戦の初防衛戦となった漆谷戦では1-0の引き分けに終わってしまいました。戦い終わってどんな心境でした?

BJ 防衛戦っていうのは難しいんだなと感じました。自分の描いていた理想と現実ではやっぱり違いましたね。王者になるとチャンピオンシップの相手も日にちも選べませんから。自分の思惑とは違う事であってもやっていかなければいけない。そういった点でも王者って難しいんだな、王者ってそういう事なんだなと改めて感じました。自分のタイミングで試合ができれば一番良いんですけど、チャンピオンはそんな事言ってられない。 でも試合を組んで頂けた事が嬉しかったですし、王者になったからといって一年間出場がなくて「はい、じゃあ一年経ったから」って試合が組まれるよりは良かったです。
 試合自体では、漆谷選手は負けない試合をする選手なので、どこから崩していけば良いのか凄く考えさせられました。自分から攻めていかないと試合が成立しない部分もあるので難しかったです。

−−しかしBJ選手はその試合後すぐ5月の後楽園にも出場を申し出ていましたよね?

BJ やっぱりプロなら試合でメシ喰っていかないといけないと思うんです。ルミナ選手も言ってるようにシューターであるならば、修斗でメシが喰えるようになりたい。それにチャンピオンであれば、どんどん試合に出ていかなきゃいけないと思うんです。チャンピオンになったから試合を選んで・・ってやるんじゃなくて。世界王者って事で修斗の看板になるわけですから試合に出て、顔売っていかないと。 チャンピオンシップだって年に一回だけじゃなくてもいいと思います。でないと、この階級自体盛り上がっていかないんで。自分の中では常にチャンピオンシップのつもりでリングに上がります。今回も相手は世界ランカーですから、それぐらいの意識を持って受け止めないといけないでしょう。自分はバンタム級を背負っているわけですから。

−−ベルトを追っている時と今とでは心境にも違いが出てくるという事ですね。

BJ でもそこが難しい所なんですよね。今10戦以上戦ってきましたけど、王者としては今回初めての試合だったんですよね。その場に王者として初めて立ってみて「あぁこういう事だったんだ!」って。そこで初めてチャンピオンとしての実感が湧いてきたというか。王者としての自覚を持たないと見ている方々にも伝わらないと思いますし、伝えていかなきゃならない。

−−ベルトを獲った10月のパシフィコ横浜の時とは全く違うと。

BJ 喜びはあの時の一瞬ですよ。次の試合で王者として戦ってみて、反省点はどんどん出てきましたよ。チャンピオンには相当な覚悟が必要なんだなって、チャンピオンって喜んでる場合じゃねぇんだなって。自分にそれだけの責任がのしかかってくるんだって気づかされました。

−−それはベルトを巻いた人にしか分からない事ですよ。

BJ そうでしょうね。いざ王者になってみても、意識が変わらなければ防衛もできないでしょうし。

−−長く王者として君臨したペケーニョ選手やマモル選手の凄さを感じました?

BJ そうですね。自分がその階級を背負っていかなきゃならないんですからね。生半可な気持ちじゃダメなんだって気づかされました。 ベルトを巻くことがゴールではないんだと。そんなつもりはなかったんですけれど、今となっては心のどこかに隙というか、覚悟できていない部分があったのかなって思います。そこにようやく気づきました。

−−そして今、BJ選手が王者となってからバンタム級の活性化が急激に進んでいるように思います。

BJ いや!もっともっと活性化してほしい!!この程度では満足しないですよ。だって今ランキングの上位にいる連中変わらないじゃないですか。もっとクラスBの選手たちにも頑張ってほしい。勝ちたいとか早くクラスA昇格したいとかそんな意識の低い所を目標にしてるんじゃなくて、“修斗を引っ張っていく!”みたいな感覚を持っている選手たちに出てきて欲しいです。そういう人達が出てきてくれると、もっともっと活性化すると思うんですよ。もっと意識を高く持ってもらいたい。

−−世界王者からバンタム級選手全員に対しての警笛であるわけですね。

BJ そうですね。もし今の状態が続くようだったら、自分は上の階級フェザー級の選手達と戦ってみたい。チャンピオンなんでそういった部分でわがまま言わせてもらえたらなって思います。今年の修斗のテーマが“BACK TO OUR ROOTS”。以前の修斗の試合って契約体重の試合って多かったでしょ?ここは原点回帰ってことで、今年はそういう試合も組んでもらえればなって思うんです。“修斗ってこういうカードが出せるんだ”って所を僕がお客さんに提供できれば面白いんじゃないかと思うんです。もしそれができれば自分も注目されるだろうし、軽量級自体も注目されるだろうし。

−−それは面白いですね。

BJ 今フェザー級が熱いって言われてるじゃないですか?バンタム級がその陰になってる所が悔しいっていうのもあるんですけどね。フェザー級だけじゃなくて、バンタム級もおもしれぇんだぞ!って所をアピールしていきたい。

−−確かにそれは注目される事になるでしょうね。しかしバンタム級ランキングも徐々にメンバーが代わってきています。今度対戦する赤木康洋選手、それに下川選手、菅原選手、正城選手・・。そしてクラスBの選手も数年前では考えられないぐらい選手も出てきて、これからどんどんバンタム級は面白くなっていくと思います。

BJ 下川選手もこの間マモルさんに負けて、その前は僕に負けて。でもそこでへこんでる場合じゃないんだぞ、負けたぐらい何なんだって。それをバネにしてどんどん強くなって向かってきて欲しい。チャンスはまだまだ沢山あるんだから。それに王者の僕らと戦ってる経験があるわけだから、それを今後に活かして欲しいですね。そしてまた強くなってきた時に彼と戦えたらなって思います。今はまだ上位陣との差は明らかだと思います。

−−確かに先日のマモルー下川戦が今のバンタム級の勢力図を表しているような気がしました。

BJ そうですね。僕が言うのも変ですけれども、下位ランカーは横一線なのかなと感じました。正直この状況には苛立ちを感じます。ランキング自体が盛り上がってくれないと僕も盛り上がれない。また同じ相手かよ!って。同じ様な相手とばっかり戦ってもお客さんも盛り上がらないだろうし、新鮮味がないからって僕が呼ばれなくなるのも辛いし。だからもっと下位ランカーのみんなには頑張って欲しいし、もっと貪欲になってもらいたい。僕がマモルさんと戦った時みたいな「喰ってやる!」っていう気持ちが各選手に出てくるともっと面白くなると思うんですよね。

−−そして今回、その中から赤木康洋選手が対戦相手に選ばれました。

BJ 赤木選手は僕より先にデビューして、1年先輩の新人王ですよね。強い選手だと思いますし、とてもアグレッシブな選手です。相手に不足はありません。でもこの試合の中で僕がやらなければいけない事は、圧倒的な強さを見せる事。見ている皆さんに「バンタム級ではBJの強さは群を抜いているな」と印象づけられると、次のフェザー級への挑戦だとかが見えてくるのかなと思っています。

−−では今回のオファーを受けたのは、その目標に向けて布石を打つためのステップになると。

BJ そうです。そして今回の試合を受けることが自分自身に対しての挑戦なのかなと。下位ランカーと戦って、これだけ差があるなら、BJは上の階級の選手と戦ったらどうなるんだろう?って興味を持ってもらうようになる事が今回のテーマです。それが王者としてやらなければいけない事かなと思っています。だからって赤木選手の事をナメてるわけじゃありません。今は赤木選手の事しか考えていません。

−−その赤木選手の印象は?

BJ アグレッシブですよね、打撃にしても寝技にしても。自分からどんどん前に出てきてくれる選手って、自分にとってもやり甲斐あります。「よし、やってやる!」って気にさせられますよ。今一番戦ってみたい選手でしたから。赤木選手のファイトスタイルに興味があったんです。シューターとして認めている部分もありますし、単純に戦って赤木選手の実力を感じてみたい。だから今は凄い楽しみですよ。

−−どの様な展開になりそうですか?

BJ やっぱり気持ちですよ。赤木選手に「BJってヤバいな、まだまだ越せねぇや」っていうものを植え付けられればと思います。それができて自分の中では合格点かなと。違いを見せつけて、ランカーの選手たちがヤバいと思うような試合にしたいです。だから今回は完膚無きまでに叩き潰します。それができないと自分も納得できないと思います。そして次の目標に向かっていきたいです。

−−フェザー級に挑戦と。

BJ そうですね、僕の理想はマモルさんですから。2階級制覇してみたいなって気持ちもあるんですよね。だからその前にまず今回の試合をきっちり勝たないと。

−−それにしてもすごい目標が出てきましたね。

BJ それぐらい考えてないと盛り上がらないと思うんですよ。自分から面白くしていかなきゃって思ってるんで。待ってるだけじゃダメですよ。もちろん、いきなりベルト獲ったからフェザー級に・・って事ではなくてバンタム級では敵がいない、BJが群を抜いて強いと周りから認めてもらって初めて挑戦できるものだと思ってるんで、その目標に向かっての大事な試合でもあるんですよね。

−−それは盛り上がりますよ。

BJ 現にフェザー級が盛り上がってるじゃないですか。外薗選手は強い。もちろん松根選手にしてもランキングに入ってる選手も。単純に強い選手と戦ってみたいという気持ちが強いんだと思います。自分も10戦程度しか戦っていませんからボッコボコにされても良いと思ってるんですよ。ただ勝って良かったって言ってるよりも、コテンパンにされて「こんなに強い人もいるんだ」って感じる事の方が大事なんじゃないかと。もっと大きく強くなる為には、そういう試合はやっておかなきゃいけないかなって。まだそういう相手には当たった事がないので。それができたら面白いんじゃないかなって思ってます。

−−バンタム級の選手はこの言葉を聞いて気が引き締まるというか、複雑な感情を抱いているでしょう。

BJ やっぱり自分はシューターとして、世界王者として修斗に誇りを持っていますし、修斗でメシを喰えるようになるんだと常々考えていました。そういう気持ちの部分では他のシューターとは違うと思っています。だから厳しくも言うし、もちろん自分にも厳しく向かい合わなければいけないと思っています。だからバンタム級の選手達にもそのぐらいの意識を持って欲しいと思います。もっとランキングを滅茶苦茶にするような選手に出てきて欲しい、僕を振り向かせてくれるような選手に。


■赤木康洋 「身の程を知るいいチャンス。胸を借りますよ」

−−いよいよ大一番が決まりました。先日の新宿フェイス大会ではリング上からの挨拶の時、弟の赤木敏倫選手の敗戦直後という事もあってか言葉少なに「がむしゃらにいきたい」とだけ語られていました。

赤木 確かにショックでしたけど、アレは考えがまとまってなかっただけで(笑)。ショック受けている振りして誤魔化そうかなって。

−−そうだったんですか。そして赤木選手の活躍も、もちろんですが、今バンタム級が賑やかになってきていますね。

赤木 はい、どんどん盛り上がってもらいたいです。自分が新人王獲得した時なんかは、ようやくクラスAの試合ができるようになったとかそんな感じでしたからね。

−−その03年新人王トーナメント決勝を最後に怪我もあって2年間、修斗から離れる事になります。

赤木 あの時も「もう一回リングに立ちたいなぁ」っていう気持ちは常にあったんです。「3ラウンドの試合がしたい」って思ってて。だから今は本当にありがたいですよ。

−−でもそれは実力もないとできないことです。実際、復帰戦で廣野選手に勝利してクラスAに昇格を果たしたわけですから。その2年のブランクがあった事で何か変化は感じましたか?

赤木 以前と比べたら緊張感を上手く利用できるようになったかなと感じます。ブランク前の試合に出てた頃は緊張して全然動けないような状況でしたから。今はそれを利用してその状況を楽しむ事ができるようになりました。それと「面白い試合をしたい」という気持ちが強くなってきましたね、「もっと動けたら盛り上がるだろう」って。その為にはスタミナを付けなきゃいけないんで走り込みに重点を置くようになりました。一本取れる所で動ける体を作らないとって意識するようになりましたね。

−−下川選手との試合ではその成果が出たんじゃないですか?

赤木 しんどかったですけどね(笑)。結果的には負けましたけど、試合見て感動したとか面白かったって言われて気持ちよかったです。でも下川選手がマモル選手相手にあんな感じで負けたのを見て、正直、自分はどれだけやれんのかなって不安になりましたよ。

−−バンタム級の選手にとって、あの試合の持つ意味は大きいでしょうね。

赤木 やっぱりBJ、マモル、漆谷の3人は抜けているのかなって感じました。でも自分も下川戦の時よりは実力は上がってきていると思っているんですけどね。まぁこればっかりはやってみないと分かりませんけど。

−−そして現王者・BJ選手とのオファーが舞い込んできました。このオファーが届いた時はどんな心境でした?

赤木 戦えるなんて思ってなかったんで嬉しかったです。僕は負けて失うものはありませんし、自分の実力全部をぶつけるだけですから楽しみですよ。

−−赤木選手から見て、BJ選手にどんなイメージを持っていますか?

赤木 フィジカルの強さを感じますね、それにスタミナもある。まずはそこに呑み込まれないようにする事です。後は気持ちの強さを感じます。

−−気持ちを前面に押し出してくるBJ選手と赤木選手は対極にあるような気がします。

赤木 僕は試合を楽しみたい方ですからね。チャンピオンがどれだけ強いのか、今から凄い楽しみですよ。リスクを犯してでも一本取りにいって面白い試合にしたいです。気負いは全くないですから。身の程知る意味でもいいチャンスですからね。何も考えずただ胸を借りるだけです。 どういう展開になるか自分でも予想つかないですけど、気持ちを強く持ってとにかく面白い試合にします。楽しみにしてて下さい。
第7試合 ウェルター級 3回戦

○中蔵隆志

1R 2分54秒
ヒールホールド
試合結果詳細
中蔵隆志 ヤニ・ラックス
同級環太平洋王者・世界2位
10戦 7勝(1KO・2S)2敗1分
日本
シューティングジム大阪
同級欧州王者・世界6位
6戦 4勝(3S)2敗
スウェーデン
チーム・スカンジナビア
▼計量時コメント

中蔵隆志 70.0Kg
「外国人選手が相手となると良い意味でも悪い意味でも感情移入できないんですよね。まぁでもいつもより伸び伸びできるんちゃうかなっていうのはありますね。廣田戦以上にディフェンスの練習してきたんで、進化したスタンドが見せれると思います。この半年で気になってた自分の弱点は段々克服できてて、形になりつつあるんでそれが出せれば。今年のタイトルじゃないですけど、原点に帰って総合格闘家として自分の持ってる打投極の回転を積極的に見せたいですね。後は今回のSHOOTO NEWSの写真、見とけって!このヤロー!!」

ヤニ・ラックス 69.7Kg
「気分は常にいいよ。明日はどう戦うか分からないけど、とにかくいい試合をするよ。とにかく俺が勝つように頑張る。」


 2月のパシフィコ横浜大会で“無敗の新人王”廣田瑞人を破り、見事第3代環太平洋ウェルター級王座に輝いた中蔵隆志が、いきなり難敵を迎える事となった。
 迎え撃つのは同じ地区タイトルホルダーである初代ヨーロッパウェルター級王者・ヤニ・ラックス。ヨアキム・ハンセン、ユノラフ・エイネモと並ぶ北欧を代表する選手であるヤニ。規格外の腕力とボクシングキャリアを活かした打撃が主武器ではあるが、公式戦4勝のうち3つを一本勝ちで飾っており、北欧で行われるフィンファイトにおいてはヨアキムからも一本勝ちを収める等、意外な極めの強さも持ち合わせているトータルファイター。もちろん中蔵は師事する“チーム吉鷹”吉鷹弘代表と共に綿密な作戦を立ててくる事は間違いないが、修斗には過去の歴代王者達がタイトル獲得後の初戦で苦戦を強いられるという悪い伝統がある事も事実。中蔵はその伝統を払拭し王者として新たな歴史を刻むことができるか。
 共に“打投極”全ての局面で勝負できる実力を持っているだけに、ハイレベルな展開が予想される。この試合を制し、空位となっている世界タイトルへ一歩前進するのは果たしてどっちだ?

▼来日時コメント
ヤニ・ラックス
「(長時間のフライトで)凄く疲れたよ…。
昨年12月だっけ!?…要はシカゴ以来で随分と試合の間隔が開いてしまったが、その間グラップリングの試合(ADCCヨーロッパ予選)に出たりしてたし、ずっと練習はしてたからバッチリなんじゃないか。で当日の試合開始は何時なんだ?…17:30!?早く試合をさせてくれよ!」

▼選手インタビュー
■中蔵隆志「チャンピオンとして質の高い“仕事”をしますよ」
−−環太平洋王者になってからいよいよ初戦を迎える事になりました。現在の心境をお聞かせ下さい。

中蔵 初戦は防衛戦やと思うてたんですよ。まぁ違ったからって別に変化はないんですけど、おおヤニ・ラックスかと。向こうもヨーロッパチャンピオンですし、お互い世界ランカー同士ですしね。いつも通りですよ。

−−防衛戦ではなくなったことで心境に変化等ありましたか?気が楽になったとか・・

中蔵 それは多少はありますね。やっぱり丸腰とベルト持ってるんでは心境的な違いも出てきます。ベルトを獲られる恐怖感というのは正直ありますしね。本当は変わってはいけないもんだとは思うんですけど、やっぱり人間ですからね。ただ基本的には誰が相手でも同じですよ。

−−歴代チャンピオンからは防衛戦をやった者にしか分からないプレッシャーがあるとも聞きます。

中蔵 チャンピオンになった事で周りの皆さんが自分を見る時のハードルも自然と上がると思うんです。それに応えなければいけないというプレッシャーと、ベルトを守らなければいけないプレッシャー。その二重のプレッシャーがあるからなんじゃないでしょうか。それは初防衛戦の時に感じる事になるんでしょうね。

−−その前に今回のヤニ・ラックス戦が組まれたわけですが、ヤニ選手にはどんな印象がありますか?

中蔵 何試合か見ましたけど・・なんや全部参考にならへんというか(笑)。日本で戦った試合は勝っても負けても一方的ですからね。トップ所とやってるじゃないですか?高谷戦、川尻戦と。あの2試合ではスコーンと負けてるんですけど・・でも多分強いと思うんですよ。高谷戦なんかは前半押してるんですよね。ましてあれから時間も経ってますし、結構、進化してると思うんですよ。もともといろんな事に対応できるタイプやと思うんで。戦績もありますしね、気を付けていかなイカンなと思ってます。

−−ヤニ選手は負けを糧にしてどんどん強くなっていくイメージがありますよね。また、その上がり幅が大きい。

中蔵 嫌なタイプですよ。んでまたナチュラルに力が強いでしょ?だって向こうってバイキングの末裔でしょ?こっちは農民の末裔ですからね。どう考えてもこっちが不利でしょ?勘弁してくれよって。 もうね、外国人選手全員に「お前等、本気出すな」と言いたいですよ(笑)。

−−なるほど(笑)。

中蔵 フィンファイトとかでラフなルールも経験しててね。立ってパンチがあって、寝技でもギロチンっていう一発がありますからね。

−−実際ヨアキム・ハンセン選手からも一本を奪ってますからね。

中蔵 そうなんですよ〜、もうねぇ。まぁ上のレベルにいったらみんな強いですから。だから今回はガチガチにならんとこうというのが実際の所です。修斗の試合って真剣の斬り合いみたいなところあるじゃないですか?だから相手の得意な所を避けてネガティブな戦い方になる事って多いと思うんですよね。でもそうやって考えて戦ってしまうと自分の行動を縛ってしまうと思うんです。だから今回は自然体で気を付けつつも、いける所でいこうかなと考えています。

−−どういう試合展開に持ち込みたいですか?

中蔵 やっぱり前回、打撃寄りになってしまったって所があったんで、総合格闘技として、もう一回、原点に帰って“打投極”を見せられるような試合にしたいなと思っています。実は今はいろいろと練習方法を変えてみてる所なんです。“打投極”を見直す意味で打撃以外の部分にも力を注いでいこうと。今までスパーリング主体の練習してた所を技術練習や、それに付随する筋力のトレーニングなどに変えてみたりして。

−−チーム吉鷹に入ってから、すっかり打撃のイメージが定着してましたからね。

中蔵 前回の廣田戦なんかも打撃でいきたかったんではなくて、寝る必要が無かったっていうだけですから。立って始まる格闘技で相手が立ち技で挑んできたら、そこで倒してまえばええやんって話で。無理に引き込んだり、タックルにいったりしたら自分の考えてる試合では無くなりますからね。でも今回の自分はトータルファイターという事で“打投極”が回転するような試合が見せられればと思っています。

−−では今回は一本も狙っていくと。

中蔵 どうなんですかね。あまり拘ってはいないですけど、全部見せられるような試合にしたいですね、プロとしてね。

−−なんかえらく謙虚ですね?
 
中蔵 僕はビッグフェイスですけどビッグマウスは叩きませんから(笑)。そういう事は元気のいい方達に任せてですね。自分は会場後方のお客さんにも見えやすい顔してますんで、会場の隅々にまで届くような試合にしたいです(笑)。冗談はさておき、まぁチャンピオンとして質の高い“仕事”をしますよ。


■ヤニ・ラックス「俺こそがトップコンテンダーなんだって事を見せつける」

−−修斗では2005年4月の川尻戦以来、久々の来日となりますね。

ヤニ あの後2005年7月のHERO'S高谷裕之戦で来日したんだけど、結果には納得していなかったんだ。レフェリーの試合を止めるタイミングにね。

−−その後も世界各地で試合を行っていますね。

ヤニ 2005年10月1日にイギリスのケージウォーリアーズで世界タイトルを賭けてアレッシャンドロ・イジドロと戦ってギロチンで負けてしまった。この試合後は本当に失望したよ、自分自身に対してね。調子は良かったんだけど、単純なミスで負けてしまったから。ショックだったよ。

−−確かに、その試合後はしばらく試合から遠ざかっていましたね。

ヤニ イジドロに負けたショックで暫く試合から離れてたんだけど、2006年11月アメリカ・シカゴで行われているアイアンハートクラウンのジョン・マーロー戦で復帰した。この試合は本当にハードだったよ。まぁ、判定で俺が勝ったんだけどね。

−−今回の対戦相手となる中蔵選手の試合を見たことはありますか?

ヤニ あぁ、見たよ。スタンドが得意なようで、スタンドの攻防は非常に良かったね。とても良い選手だと思う。でも、もちろん判定にもつれ込むような事はないだろう。その前に試合を終わらせるつもりさ。修斗ファンに俺こそがトップコンテンダーなんだってことを見せつけたいからね。

−−中蔵選手に何かメッセージはありますか?

ヤニ ない。リング上での俺のファイトを肌で感じてもらえば十分だろう。

−−川尻選手が王座を返上し、ランキング上位の選手達は他のプロモーションに専念して、暫く修斗のリングから遠のいています。ヤニ選手はこの状況をどう捉えていますか?

ヤニ ランキング上位の選手達が去れば短い間とはいえ、当然修斗のレベルは下がる事になる。しかし、それはほんの短い間だけだ。修斗は新しいタレントがどんどん育っているし、強い新チャンピオンもすぐに出てくるだろう。気にする事はないさ。そうやって新しい歴史は作られていくんだ。まぁ当然、俺もその空いている王座を狙って今回来日するんだがな(笑)。そうやって安心できるのも修斗のシステムがしっかりしているからに他ならない。だから修斗はいつだってMMAの世界でとても重要な存在なんだ。

−−ありがとうございました。それでは最後に日本のファンにメッセージを。

ヤニ 俺は日本という国が大好きなんだ。それは日本で試合をするのが好きという事でもある。最高のファンの前で最高の試合をする、それだけは約束するよ。

第6試合 68Kg契約 3回戦

○リオン武

1R 3分16秒
スリーパーホールド
試合結果詳細
リオン武 マーク・ドゥンカン
ライト級世界3位・環太平洋2位
14戦 12勝(5KO・2S)2敗
日本
シューティングジム横浜
ウェルター級欧州3位
12戦 9勝(2KO・4S)3敗
オランダ
タツジンドージョー
▼計量時コメント
リオン武 67.9kg
「明日は試合を楽しみます!とにかく明日の試合を見て下さい!」

マーク・ドゥンカン 67.9Kg
「計量をパスできて気分がいいね。今回は思ったより減量がきつかった。68kgなんて14歳以来の体重だよ(笑)。今回は相手がリオンだったから試合を受けたんだ。明日はエキサイティングな試合をするよ!」

▼選手プロフィール
マーク・ドゥンカン  MARC DUNCAN
欧州ウェルター級3位
[所属]タツジンドージョー
[出身]オランダ・ユトレヒト
[身長]173cm
[生年月日]1973年3月21日(34歳)
[戦績]12戦 9勝(2KO・4S)3敗
2001.11.04 ○(2R0'49" スリーパーホールド)アルノウド・ヴァン・デグースト
2001.11.25 ×(2R3'15" 腕ひしぎ十字固め)朴 光哲
2002.05.12 ○(2R0'47" フロントスリーパー)ダン・ケールス
2003.04.12 ×(1R4'13" フロントスリーパー)メティン・ヤクート
2005.05.12 ○(1R3'51" ヒールホールド)ロマノ・デ・ロス・レイエス
2005.09.10 ○(2R判定 3-0)ヨハン・コニアン
2006.02.11 ○(腕ひしぎ十字固め)アーマン・ソウフィ
2006.04.02 ×(1R2'03" フロントスリーパー)アウグスト・フロタ
2006.10.28 ○(3R TKO)マルセロ・コスタ
2007.01.21 ○(2R判定 3-0)ダニエル・シャリフィ
2007.03.31 ○(1R3'57" KO)ケン・ヴァン・ギルバーゲン
2007.05.20 ○(2R判定)クク・ビクトー

▼来日時コメント
マーク・ドゥンカン
「再び来日できたことに感謝しています。前回来日した時の試合では負けてしまったけど、もうあれは過去の話さ。以前とは変わったファイトスタイルに注目してもらいたいね。」

▼選手インタビュー
■リオン武「僕はオファーは断らない。いつでも試合ができるよう準備しています」

−−メイン(外薗ー松根戦)が消滅し急遽参戦が決定しました。

リオン 5月の試合が終わった直後から出たい気持ちは持っていました。やっぱりいい試合をお客さんに見せることができませんでしたからね。出たい気持ちはあったんですけど、今回のメンツ見たら、7月は無さそうだなって思っていました。

−−そう思っていた時に欠場の話を聞いて、即決と。

リオン そうですね。断る理由も無かったですし。

−−それはやはり前戦の田村戦のショックを払拭したいとか・・?

リオン いやいや、それは全くないですよ。基本的に僕はお話頂いたら断らないんで。マネージャーから試合の話を聞いて、よし試合をやるんだなってぐらいで。いつも試合が出来るよう準備はしています。練習も試合用の練習とかはしませんし、試合も練習も強くなる為の一環ですから。

−−周りはどうしても引きずっているんではと見てしまいます。

リオン 全く無いですよ(笑)。周りからも心配されてたんですけど、落ち込んだりとかもありませんし、練習もすぐに再開してましたし。僕は大丈夫です。

−−そして今回、マーク・ドゥンカン選手が対戦相手として名乗りを上げました。

リオン 今までもそうなんですけど、相手に対してこだわりはありません。僕は用意された相手と戦うだけです。自分がこれまで練習してきた事を、用意された相手にぶつける、それだけです。

−−相手は1階級上の選手になりますが、不安はありませんか?

リオン 体重に対する不安も全く無いですね。むしろ、急な話だったのに、試合を受けてくれた事に感謝しているぐらいです。

−−どんな試合にしたいですか?

リオン いつも通り、派手にいきますよ!

−−これを機に王座返り咲きへ向け、再スタートをきると。

リオン そうですね。まぁでもすぐに田村選手との再戦っていう事はルール上出来ないですし、これから1からスタートするには丁度いいのかなって思っています。世界のベルトは、もう少し先に挑戦するとして、せっかくランキング上位に名前がある事なんで環太平洋のベルトを狙おうかなと考えています。

−−おぉ環太平洋ですか!

リオン 環太平洋のベルトを持っている事で、いつでも世界を狙える位置につけられるでしょうしね。なんか田村選手とベルトを交換したみたいになっちゃいますけど(笑)。

−−ランキングの顔ぶれもどんどん変わりますしね。

リオン 2〜3ヵ月後はどうなってるかも分かりませんし、簡単に自分が思い描いたようにはいきませんから。タイミングさえ合えば世界王座への挑戦権も巡ってくるでしょう。それまでは一つ一つ大切に戦って、勝ち星を重ねていくことが大事だと思います。その先に、また世界へ挑戦だとか、田村選手と再戦とかが見えてくるでしょう。

−−ありがとうございました。それでは最後にファンの皆様へ一言お願いします。

リオン いつも言ってる事ですが、派手な試合にして、必ずKOしますんで応援よろしくお願いします。
第5試合 フェザー級 3回戦

△ドロー

判定 0−1
試合結果詳細
水垣偉弥 上田将勝
同級世界7位・環太平洋5位
9戦 6勝(2KO)2敗1分
日本
シューティングジム八景
同級環太平洋6位
5戦 5勝(1KO・2S)0敗
日本
パラエストラ東京
※鈴木29-29、横山29-29、菅野28-29(上田)

▼計量時コメント
水垣偉弥 59.7kg
「一年以上勝ってないんで、その鬱憤を全てぶつけたいです。ただこの一年間の試合で絶対に強くなってるという自負があるんで、その違いを見せたいです。そろそろ結果も出したいですし、がんばります。混沌としたフェザー級ですからね。また上に行く為のステップにしたいです。」

上田将勝 60.0Kg
「頑張って積極的に動きます。今回のチャンスをものにしたいと思います。打撃でも追い込める環境が出来て、今、練習でも打撃に重点を置いてます。明日は練習の成果を出したいです。打撃と寝技とレスリングの組み合わせを見て欲しいです。そして勝てればいいなと思っています。」

 現在の修斗で最も熱い階級と言っても過言ではないフェザー級。その中で新人王同士の一戦、05年新人王・水垣偉弥VS06年新人王・上田将勝が決定した。
 水垣は昨年、前・世界王者・松根良太との一戦で互角の攻防を展開し、そのポテンシャルの高さを証明するも、壮絶な打撃戦の末に沈んだ大沢ケンジ戦、得意の打撃をレスリングテクニックで封じられた山本篤戦とここ二戦は星を落とし苦しい状況が続いている。同期の新人王に中村K太郎、廣田瑞人、不死身夜天慶等が名を連ねる中でMVPを獲得し“超新星”と言われる水垣、もうこれ以上の負けは許されない。崖っぷちの水垣が巻き返しを誓う。
 対する上田はアマ時代から現在に至るまで負けを知らない、言わばフェザー級の“怪物”。ブッちぎりで勝ち上がった新人王獲得後の初戦となった環太平洋ランカー・田澤聡との一戦。とてもデビューから5戦目とは思えない冷静な試合運びを見せ、最後はランカー相手に一本まで奪う離れ業までやってのけた。驚異的な強さを見せつける上田。この勢いは世界ランカーをも飲み込んでしまうのか。
 輝きを放ち続ける者と、その輝きを取り戻そうとする者。様々な思いが交錯し激しい試合になる事が予想される一戦。この二人が初夏の後楽園を更に熱くさせる事だろう。もちろん、この勝者が今後のフェザー級キーマンになるとなることは間違いない。


▼選手インタビュー
■水垣偉弥「武器である打撃を活かすために練習環境を変えました」
−−昨年、新人王獲得後の松根選手との激しいド突きあい以来、大沢ケンジ戦、山本篤戦と負けが続いています。

水垣 もう後が無くなったかなと実感しています。

−−前戦の山本選手との試合を振り返ってみていかがでした?

水垣 本格的なレスリングベースの選手なんで、もちろんタックルは警戒していたんですけど、結果的には警戒し過ぎたかなと思っています。それなのにタックルでポイント取られていますからどうしようもないですけどね。もっと自分から勝負していれば良かった。

−−見ていて山本選手の試合運びの上手さを感じた試合でした。

水垣 自分のペースに持ち込めなかったというのが敗因ですね。だから負けた。それが勝負ですから。

−−そして5月後楽園大会では、その山本選手が岡崎選手に、大沢選手がロウロ選手にそれぞれ敗れ・・。今のフェザー級は誰が勝ち上がってもおかしくない状況になっています。

水垣 自分の中では逆に今のような状況の方がチャンスはあるのかなと思っています。今のような状況が続いてもらっていた方がその輪の中に入りやすいんじゃないかって。もちろんそれは勝てばの話ですけどね。

−−敗戦のショックは引きずっていないと?

水垣 それはないですね。去年の大沢選手との試合までの気持ちが緩んでいたツケがまわってきての二連敗ですから。そのおかげで、今はいい練習ができていると思っているんで。後はその成果を試合で見せるだけです。

−−その敗戦から練習環境を変えられたりとかしたんですか?

水垣 はい。シューティングジム横浜に通ってマモルさんに練習を見てもらったり、木口道場へレスリングの練習に行くようになりました。今までは八景での練習が主だったんですけど、それだけだと練習相手も限られてしまう。なのでもっと高いレベルの練習を肌で感じてみたいというのと、単純に前回レスリングで負けているのでレスリングをしっかり勉強したいという事で。

−−それは今回対戦する上田戦に向けてのものですか?

水垣 それもありますけど、これから試合を続けていく上で、自分の打撃を活かすためにはレスリングを学んでおかないとダメだなって。そんなこと前から分かってたんですけど(笑)。山本戦の敗戦で改めて気付かされました。

−−レスリングに重点を置くということで、打撃の比重が下がったりという事は・・

水垣 それはないんじゃないですか(笑)。僕から打撃が無くなったら普通の選手になっちゃいますから。あくまで打撃を活かす為のモノです。僕の武器は言うまでもなく“打撃”ですからね。

−−そして今回、上田選手と対戦が決まりました。最も熱いフェザー級の、しかも新人王対決という事で非常に注目度も高いです。上田選手にはどういう印象をお持ちですか?

水垣 レスリングでの実績も勿論凄いですよね。年代で言えば僕の翌年の新人王になるんですけど、そんな感覚は一切しないです。むしろ先輩なんじゃないかって感じています(笑)。僕より格闘技の経験もあるでしょうし、落ち着いてるし。新しい選手と戦うという感じはありません。

−−上田選手はアマチュア、プロ合わせて修斗と名の付く試合では無敗を誇っています。

水垣 そうなんですよね。この間の田澤選手との試合見てて思ったのが、上田選手は自分のスタイルが確立されていますよね。それに極めも強い。レスリングを基盤にして、それを上手く自分用にアレンジしているというか。

−−どんな試合展開を予想しますか?

水垣 向こうはタックルにくるんでしょうね。でも試合を見てて思う事は、上田選手って気が強そうですよね。結構打つところは打ってくるんじゃないかなと思ってるんです。そうなったら面白い試合になるんじゃないですかね。

−−そうなるとKO決着が期待できそうですね。

水垣 もちろん。僕としてはKOで勝って早くお家に帰りたいですから(笑)。

−−有り難うございました。それでは最後にファンの皆さんにメッセージを

水垣 今、失速気味で、この間の試合も自分らしさを出せずに終わってしまってるんで、今回の試合はアグレッシブにどんどん前に出ます。絶対に面白い試合になると思います。楽しみにしてて下さい。後は・・言いたいことは、勝って言えるようになってからって事で(笑)。 


■上田将勝「全力以上出さないと勝てない。今まで隠していた部分も・・・」

−−注目の新人王対決となりました05年新人王・水垣選手との対戦が決定しました。

上田 はい、いつかは戦うことになると思っていました。水垣選手は自分がアマチュアだった頃、同じ階級で新人王を獲った選手で、ずっと目標にしていた選手でした。絶対に戦ってみたいと思っていた選手だったんで今回話を頂いて嬉しかったです。

−−上田選手は水垣選手をどう見ていますか?

上田 やはり打撃が凄いという印象です。

−−水垣選手の一発がある打撃は驚異ですよね。

上田 はい。相手の土俵で戦ったら、とても適わないと思います。それに自分は今でも打撃の練習では誰とやってもやられてしまうんで・・。

−−えぇっっ、そうなんですか!?

上田 はい、そうなんです。打撃にはあまり自信がないので・・。だから寝技で勝負したいなと。タックルを織り交ぜた打撃を見せながら試合を作っていって。また水垣選手のパンチは細かい。自分はどうしても大きくなってしまうんで、小さいパンチをもらってしまうと思うんです。

−−打撃をかいくぐってテイクダウンと。水垣選手は前戦、上田選手と同じレスリング出身の山本篤選手と対戦し、黒星を喫しています。

上田 あの試合は山本選手がレスリングで水垣選手の打撃を上手く封じていたと思います。

−−確かに山本選手が上手く間合いを征し、試合を作っていました。上田選手も同じような試合プランを立てていくのかなと・・

上田 どうでしょうか・・。まともに打撃でいったら、とても適わないと思うんで、タックルを混ぜた戦法に持っていければ勝てると思っています。ただ今回は一本を取れるように試合を進めていきたいです。一本で勝ちたいです。そして自分の気持ち全てをぶつけていきます。今まで隠している部分もあったんで。

−−隠している部分ですか?

上田 あぁ・・隠している部分というか、出していない部分というか。ちょっと謙虚に戦いすぎてた部分が多かったなと。

−−今回の試合では今までの上田選手に荒々しさが加わるという事ですか?

上田 はい。レスリングやってた時はずっとそうだったんで。今回はそれぐらいの意気込みで望まないと勝てないと思ってるんで。

−−秘密だった引き出しを開けてしまう訳ですね。

上田 はい。全力以上を出さないと勝てないと思っています。勢いとか今までの事全てを背負っていかないと勝てない。

−−今まで修斗と名の付く試合で、アマチュア、プロはもちろん、グラップリングでも無敗を誇っていますからね。

上田 そういうことは気にしていません。ただ一試合一試合大切に戦っていきたいです。後悔するような試合にはしたくない。ただ今回がとても重要な試合である事は確かです。

−−盛り上がりを見せているフェザー級の中でこの試合の勝者は必ずキーマンになると思います。

上田 自分の階級が盛り上がる事は嬉しい事なんで、これから自分もその中に加わって盛り上げていければと思っています。

−−ファンの皆さんも注目していますよ。

上田 がんばります、一本とれるよう気持ちを全てぶつけて戦います!
第4試合 バンタム級 3回戦

○正城ユウキ

2R 3分33秒
フロントスリーパーホールド
試合結果詳細
阿部マサトシ 正城ユウキ
同級世界1位
9戦 7勝(1KO・1S)1敗1分
日本
AACC
同級世界10位
9戦 5勝(1KO・1S)3敗1分
日本
クロスワンジム湘南
▼計量時コメント
阿部マサトシ 56.0kg
「気持ちの出る、白熱した試合をお見せできると思います。気持ちをガンガン出してくる選手なので、それを受けると呑み込まれちゃうので、自分も同じ気持ちで戦いたいと思います。自分の気持ちをどんどん出して、お客さんにはスッキリして頂きたいと思います。」

正城ユウキ 55.9Kg
「黒さで水垣くんに負けちゃったんで、試合内容では勝ちたいと思います(笑)。特に大事な試合ですからね。よく良い経験とか言われますけど、僕はこの試合を経験として捉えてないですから。それだけベストな練習と、信用できる方達に支えられていいわけできないぐらいのしっかりとしたコンディションを作ってきました。本当にいろいろな意味で楽しみです。いつものように最後まで諦めないで戦えば、いい結果は必ずついてくると思います。」

 後楽園大会連続出場となる阿部マサトシ、ここ2戦は不満の残る試合内容が続いている。昨年3月の生駒純司戦では開始早々阿部の放ったパンチで生駒が負傷。TKO勝利を収めるも、これからという時のストップに首を傾げる姿が印象に残った。そして10ヶ月振りの登場となった5月18日後楽園大会でのダニエル・オテロ戦では度重なるローブローでリズムを崩され、最後はグランド状態から顔面を蹴り上げられ反則裁定が下された。ブランクがありながらもホームとなる修斗のリングで立て続けに不本意な結果に終わってしまっているだけに今回はスッキリとした結果を望んでいる事だろう。
 そこで今回、用意された相手は先日クラスA昇格を果たしたばかりの正城ユウキだ。正城はスタンドでの展開を得意とし気持ちを前面に押し出すファイトスタイルで、足を止めての撃ち合いも拒まないバチバチ系。迎え撃つ阿部も“立ち技バーリトゥード”シュートボクシングのリングにも上がりスタンドスキルを磨いているだけに打撃戦は望むところ。激しい展開が予想されるこの試合、KO決着への期待が高まる。

▼選手インタビュー
■阿部マサトシ「相手の事は関係ない。自分もお客さんも納得できる内容と結果を・・」

−−阿部選手は5月の後楽園大会から連続出場となります。

阿部 はい。基本的にはバンバン試合をやりたいんです。今まではそれが怪我などで体がついてこないという事もあったんですけど、今回は3月のダニエル・オテロ戦での試合内容にスッキリしていない部分があったので、ここは無理をしてでもやっておかなければいけないかなと思いオファーを受けました。

−−試合後の釈然としない表情が印象的でした。

阿部 試合後、治療しながらではあったんですが、今回のオファーを頂きまして怪我の途中経過を見ながらこれからどうするか悩んでいた時期だったのですが、納得できない部分っていうのが大きかったし、やっぱり試合をしてスッキリした方がいいだろうという事になりました。

−−対戦相手はクラスA昇格初戦になる正城ユウキ選手です。正直、トップコンテンダーとして受けなくてもいいオファーだったのでは?と感じます

阿部 正直そうですよね。ランキングに入っていない選手が1位の選手と対戦するっていう事は普通ではない事ですから。確かに下からきた選手にとっては大きなチャンスだとは思います。でも今回は自分の心情的にもちょうどタイミングも良かった。

−−正直、ランク外の選手との試合に抵抗はなかったのでしょうか?

阿部 一瞬「エッ?」っていうのがあった事は確かです。でも今、下から突き上げてきている選手の方が勢いがありますし、自分の気持ちを爆発させる意味でもいいのかなって。

−−実際、他の階級では起こりにくいシチュエーションではありますよね。しかしクラスAに昇格してもランキングに入れない選手が出てくる等、バンタム級を取り巻く状況にも変化が表れてきている事も確かです。

阿部 自分は怪我等もあって修斗から離れている期間が長かったので実感は薄い方だとは思いますが、下からの突き上げがあるというのは非常に喜ばしい事だと思います。今後はその勢いを突き放すぐらいの力がないとランキング上位には居られなくなるでしょうね。でもそれは本当に良い状況になってきた証拠だと思います。

−−新世代との争いという、新たなテーマがバンタム級にも押し寄せたわけですね。

阿部 まだまだ若いつもりなんですけどね(笑)。この間のマモル選手と下川選手との試合もそうですね。正直あの試合では下川選手の心が折れてしまった部分が大きかったのかなって思うんですね。でも、あそこでガンガン気持ちで前に出ていく姿勢を見せて欲しかった。気持ちの部分でまだ差はあるのかなと感じました。

−−今回はその当事者になって挑戦を受けることになります。

阿部 そうなんですが、今回試合を受けたのは相手どうこうではなく、最近の試合では“阿部マサトシ”が見せたい試合とその結果のギャップがあまりにも大きすぎるんですよね。それが自分の中でどうしても納得がいかなかったんです。今回の試合では自分の表現する所を見てもらいたいという気持ちの方が強いです。正直、周りの状況の事はあまり考えていません。結果的に対戦相手が昇格したばかりの選手だったという事です。試合の話を頂いた時も相手が誰だとかは関係ありませんでした。対戦相手の事も後から聞いたぐらいですから。

−−正城選手の試合はご覧になられましたか?

阿部 はい、見ました。前に出てきて気持ちの強い選手だなと感じました。あとは打撃の当て勘がいいなと。僕とは噛み合うんじゃないかと思います。試合は大方、打撃の展開になるんじゃないでしょうか。

−−正城選手はビッグチャンスを得たわけですからね、相当な覚悟で挑んでくるでしょう。また当日は世界王者・BJ選手も同じ様なシチュエーションで試合を行います。

阿部 そうですね、まぁでもそこは特に意識はせずに。今回の試合の先にはもう見えている事なんで、その試合に向かう為にも今回はまずベストコンディションを作る事に重点を置こうと思います。そして自分が納得できる内容を伴った結果を出したいです。それができれば先の事はついてくるものだと思っています。

−−どのような試合展開になるでしょうか?

阿部 細かいことは抜きにして相手の勢いを呑み込める位のこっちの気迫を見せたいですね。絶対に下がらない気持ちと気持ちのぶつかり合いを見てほしい。目には見えないモノなのかもしれないですけど、気持ちの部分を伝えていって、見ている皆さんに感じ取って頂ければと思っています。


■正城ユウキ「キレイに戦っているようじゃ僕は勝てていないと思います。激しく打ち合います!」

−−昇格初戦でいきなりトップコンテンダー・阿部マサトシ選手との対戦となりました。

正城 もうビックリですね。まさか1位の選手と対戦できるなんて思っていませんでしたから。阿部選手もよくこの試合を受けてもらえたなっていう感じで。

−−この話を聞いた時、どんな心境でした?

正城 驚いたっていうのと、少しビビったっていうのと(笑)。正直、考えもしなかった名前が出てきたので。それと「いいのかな?」ってい気持ちもありました。

−−これからはラウンド数も変わりますし、当然相手の力量も変わってきます。

正城 3ラウンドっていうのは、正直、未知の部分ですからね。2ラウンドフルに動くペース配分で今までやってきましたから、3ラウンドに入った段階で果たして自分が動けるのかとか。正直、不安は無くはないですよ。だからってセーブして試合するなんて気も更々ありませんけど。自分は挑戦者ですから、ましてファイトスタイル的にもそんな事ができるなんて思ってもいませんから。最初からどんどん攻めていかないと。

−−そもそもこの一戦が組まれる要因となったのもバンタム級新世代の台頭があっての事だと思います。今のランキングの状況を正城選手はどう捉えていますか?

正城 選手が増えてきたことによって試合数も当然多くなってきて、良い状況になってきている事は確かですよね。その中で自分がどんどん大きなインパクトを残していかなきゃいけないし、上で固まっているランキングを崩していかなきゃいけないと思っています。

−−どんどん新しい選手がランキング入りを果たしていますからね。

正城 その新しい流れに僕も乗っかりつつ、抜かしていきたいですね。ついていくだけじゃダメですから。まだまだ僕は赤木選手や菅原選手の陰にいると思っているので・・。

−−その中で先日、同世代の下川選手がマモル選手と対戦しました。結果的には大差をつけられての判定負け。この現実をみてどう感じましたか?

正城 う〜んやっぱり上の選手たちとの差はあるのかなと思いました。僕は下川選手に負けてるんで、その選手があれだけ上との差を見せられると・・・正直ショックですよね。「まだこんなに差があるのか」みたいな感じで。下川選手ぐらいのグラップリングの実力があっても、ああいう試合展開になるんだなと。でもそれぞれスタイルが違いますからね。いい勉強になりました。僕は打撃で試合を組み立てるスタイルなんで、もっと精度を高めていかないと厳しいかなと感じました。

−−阿部戦へのいい参考になったんじゃないですか?

正城 そうですね。気が引き締まりましたし、逆にモチベーションも上がりました。

−−勝てばいきなり1位にランクインする可能性だってある訳ですからね。

正城 周りからもそれを言われるんですけどね(笑)。本当にせっかく頂いたチャンスですし、自分にとってはマイナスになる事はない。万全の状態を作って試合に挑めば評価は絶対上がると思ってこの試合に挑むつもりです。失うもの無くこの試合に挑める部分で落ち着いてます。もちろん勝ちにいくんですよ。今まで生きてきてこんな局面に出会うことが無かったんですよね、コツコツ積み上げていくもんだと思っていましたから(笑)。初めて頂いたビッグチャンスです、これは勝ち取らないと。

−−阿部選手にはどんな印象をお持ちですか?

正城 全ての攻撃がキレイですよね、クセがなくて。パンチも伸びるし、蹴れるし。打撃だけではなく、全てにおいてそれが当てはまる選手だと思います。

−−お互いのタイプ的に非常に噛み合う試合になるんではないでしょうか?

正城 阿部選手は基本的に“待ち”の選手ですよね。でも中に入ると打ち合ってくれる。噛み合うかどうかは僕次第でしょうね。最近の僕はアグレッシブな打撃を心がけているので・・。う〜んどうでしょうね?いずれにしろ荒々しく打ち合うでしょう。

−−激しい試合になりそうですね?

正城 そういう試合にならないと僕は勝っていないと思います。そうじゃないと僕の持ち味は出ないと思っています。相手はキレイに戦ってくるでしょうから、それに合わせてるようじゃ勝てない。僕は僕の戦い方でどんどん攻め込んでいくしかない。激しく打ち合いますよ。後は会場に呑まれないように、意気込みすぎないようにですね(笑)。 僕は挑戦者なので、失うものがない分アグレッシブに前に出ていく姿を見て欲しいです。テクニカルな試合はできませんから試合を見て何か熱いものを感じて頂ければと思います。
第3試合 ライト級 2回戦

○山田啓介

判定 0−3
試合結果詳細
中尾享太郎 山田啓介
5戦 1勝3敗1分
日本
シューティングジム横浜
7戦 2勝3敗2分
日本
roots
※鈴木18-20、若林18-20、菅野19-20

▼計量時コメント
中尾享太郎 64.7kg
「他のクラスBの試合に負けないようなインパクトを残さないと。この間はアニキ(中尾受太郎)もあまりよくなかったみたいなんで、兄弟揃って負けちゃうと中尾家全体に関わってきますからね(笑)。妹も結婚した事ですし、華を添える気持ちでがんばりたいですね。」

山田啓介 65.0Kg
「明日の試合は明確なビジョンを持って挑みたいと思います。今回は陸上系のトレーニングを多く取り入れてきました。ルミナさんからもヘロヘロの時に、更に追い込まれるような練習をしてきたんで、試合での苦しさは簡単に乗り越えられると思います。後は自分のパフォーマンスをどれだけ出せるかだと思います。」
第2試合 2007年度新人王決定トーナメント準決勝 ライト級 2回戦

○谷口智則

1R 3分57秒
TKO
試合結果詳細
谷口智則 直撃我聞
4戦 1勝(1KO)3敗
日本
マッハ道場
1戦 1勝(1KO)0敗
日本
PUREBRED大宮
※眼の負傷によるレフリーストップ
※※谷口がトーナメント決勝進出

▼計量時コメント
谷口智則 64.8kg
「台風に負けないような熱い試合をしたいと思います。相手の事は関係ないです。練習してきた事を出すだけです。ガンガン前に出て、ボコボコにするだけです!」

直撃我聞 64.7Kg
「やることやってきたんで、後はリングで結果を出すだけです。今回もテイクダウンからパウンドでKOしたいです。」
第1試合 フライ級 2回戦

○猿丸ジュンジ

1R 0分53秒
TKO
試合結果詳細
豊島考尚 猿丸ジュンジ
5戦 0勝5敗
日本
総合格闘技道場STF
デビュー戦
日本
シューティングジム横浜
※グラウンドパンチ

▼計量時コメント
豊島考尚 51.6kg
「練習してきた事が出せるように頑張ります。今回は全体的なレベルアップを計ろうかと、いろいろやってきたんで、少しでも練習してきた事が出せるようにしたいです。」

猿丸ジュンジ 51.9Kg
「デビュー戦なんで前に出るだけです。緊張は全くないです。むしろ楽しみです。パンチどんどん打っていくんで、そこを見て欲しいです。」
大会名称 プロフェッショナル修斗公式戦
Supported by Crymson
”BACK TO OUR ROOTS 04”
日 時 2007年7月15日(日)
会 場 東京・後楽園ホール
開 場 17:00
開 始 17:30
主 催 株式会社サステイン
協 力 日本修斗協会・USA修斗協会・AUS修斗・NTL修斗
FIGHTING TVサムライ
特別協賛 株式会社クリムゾン
認 定 インターナショナル修斗コミッション
入場料
◇RS   ¥10,000
◇SS   ¥8,000
◇S   ¥6,000
◇A   ¥5,000
※※大会当日は全席種500円増しとさせて頂きます
チケット発売日 5月19日(土)
※5月18日(金)後楽園大会にて先行販売を行います
チケット発売所
電子チケットぴあ0570-02-9977 [Pコード:594-730]
ローソンチケット0570-08-4003 [Lコード:35339]
CNプレイガイド03-5802-9999
書泉ブックマート03-3294-0011
ファイットネスショップ水道橋店03-3265-4646
後楽園ホール03-5800-9999
東京イサミ03-3352-4083
チケット&トラベル T−103-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/
e-tickethttp://www.e-ticket.net/
イープラス03-5749-9911
http://eee.eplus.co.jp/
エキサイトチケットhttp://ticket.excite.co.jp/
お問い合わせ サステイン 03-5725-7338
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